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入居金1000万円の介護付き有料老人ホームはどう?

老人ホームへの入居を考えている方にとって気になるポイントとして料金・費用があるのではないでしょうか。
ここでは有料老人ホームにおける入居金の目安や、1,000万円台の入居金で入ることができる老人ホームの特徴などについて紹介・解説していきます。

有料老人ホームはいくらあれば入れる?

有料老人ホームにおける入居金の目安は、もちろんホームによってさまざまです。とはいえ入居を検討している方はいわゆる相場感を把握しておきたいのではないでしょうか。
一般的に老人ホームの入居金は土地・建物にかかる費用や維持費用・人件費などを加味して設定されます。東京都では1,000万円~5,000万円未満が半数近くを占めているというデータがありますが、神奈川県においては500万円~1,000万円が4割超を占めている状況であり、次いで1,000万円~5,000万円未満が3割近くとなっています。

参考:LIFULL介護(https://kaigo.homes.co.jp/qa_article/22/)

分岐点となるのは「1,000万円」

上記の傾向からもわかるように、一般的に分岐点となるのは1,000万円という金額であると言われています。この金額を準備できるかどうかがホームに入るかどうかを判断する一つの基準になります。
ほとんどの施設においてまとまった資金を入居時に支払う必要があることから、入りたいホームで求められる入居金を準備できない場合には利用できないという結果に繋がってしまいます。有料老人ホームは終身利用を前提としていますので、終身利用権として入所時に一時金を支払う必要があるためです。
入居金の金額幅は0円から数億円までホームによって異なりますが、一般的な施設では相場が1,000万円であると言われています。したがって、この資金を準備できるかどうかで計画が変わってくるのです。

入居金1,000万代の有料老人ホームの特徴

共有スペース

有料老人ホームではエントランスやダイニングスペース、浴室などの共有スペースが設けられており、施設によってその清潔度や豪華さが変わってきます。1,000万円台の入居金を必要とする有料老人ホームはある程度の広さや機能性・豪華さを備えているでしょう。
施設によってはまるでホテルというようなきれいさもあるかもしれません。日々生活をする空間になりますので、居心地のよさは非常に重要なポイントになるのではないでしょうか。

食事

有料老人ホームにおける食事は、自室で自ら準備をするという選択肢もありますが、ダイニングスペースで提供してもらうことも可能となっています。自炊であれば準備の手間や調理時の危険、栄養の偏りなどさまざまな問題が想定されますが、ホーム側に準備してもらう食事は栄養面や食べやすさに十分配慮されたものであることから安心して食べることができます。
飽きることなく毎日違うメニューを食べられるというのも非常に魅力的です。

レクリエーション

有料老人ホームではレクリエーションとしてさまざまなプログラムを用意されているケースが多くあります。毎日寝て起きてだけの生活では充実感もなく不健康になってしまいますが、適度な運動やトレーニングなどを行うことで心身ともに健康な状態を維持することが可能になるでしょう。
どのような内容のレクリエーションが準備されているかはホームによって異なるところではありますが、場合によっては専門講師を招いて行うようなプログラムも準備されていることがあります。

立地

有料老人ホームは住宅街などに建てられることもありますが、ホームによっては自室から海や山が見えたりなどまるで別荘地のように感じられるケースもあるようです。住み慣れた場所や家族の通いやすさを重視するケースも少なくないようですが、中には利便性よりも特別感や憧れなどでホームを選ぶ方もいらっしゃいます。
ホームは長い時間を過ごす場所になりますので、入居者の希望する立地・エリアにある施設を選ぶことをおすすめします。

まとめ

有料老人ホームは施設やサービスなどが入居金によって大きく異なりますが、1,000万円が一つの目安になると言われています。
まずはその目線からホーム選びに取り掛かり、サービス内容などを比較しながら施設選びを行うのがよいでしょう。